「快気祝いに元気を添えて」

暦も一巡りをすると、体のいたるところに不具合が生じてくるものらしい。でも、私は年の割にすこぶる元気がいい。好きな卓球を午前中に二時間、昼からも二時間。そうは言っても、若い時のよう動けるわけではない。あまり動かないでも、昔取った杵柄で、ちょっとやそっとでは負けない自信がある。そんな時に事件は起きた。自信があった筈の足の動きがもつれ、床に倒れこんでしまった。その時に右手首を強打し、みるみる腫れてきた。骨折である。それから一ヶ月、もう快気祝いのことを考えている。右手以外はどこも痛くなかったので、体がなまって仕様がない。早く快気祝いを贈って、卓球仲間を元気づけようと痛い右手首をさすりさすり、笑みがこぼれるのを押さえることが出なかった。

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